ねんどのうな重できました!
うなぎが2本並んだ特上(手前2つ)と、並が仕上がりました。
難しかったのは山椒の葉。
山椒の葉っぱって細かいのね…。
精巧さに欠けますが、雰囲気は出てると思います。
しかも、細かすぎて一つどこかへ飛んでいってしまいました(汗)
丼重はバルサという木材を使いました(滅びの呪文、それはバルス)
目止め材を塗ってやすりがけ。
エナメル塗料で塗りました。
蓋?何それ(笑)
いや、蓋は作ったのですが、どうもウソっぽく見えたので没にしました。
以前に作ったちゃぶ台に乗せてみました。
やっぱ肝吸いがいるわね。
もちろん飲んだこと無いです。
【余談:うなぎにまつわる思い出】
社会人1年目の頃の、暑い夏の日のことでした。
とても仕事が忙しく、上司と先輩と私の3人で休日出勤をしていました。
そして誰もお弁当を持って来ていなかったので、お昼は近くの和食処へ3人で出かけることになりました。
上司:午後からきばってもらわなあかんで、俺のおごりや!
私:(わっ、今日はおごりや!ラッキー)ありがとうございます!
上司:精つけてもらわなあかんでなぁ…。おばちゃん、
セイロ蒸し3つ!私:(へ?セイロ蒸しって、何?)
当時の私はセイロ蒸しが何かわかりませんでしたが、なんだか嫌な予感はしていました。
しかも、先輩もなぜか心配そうに私を見ていて、嫌な方向に傾いていることを実感せざるを負えませんでした。
数分後、3人の前に出されたのは
「うなぎのセイロ蒸し」うなぎ…ですか。
今も昔も私はうなぎが食べられません。
しかし、上司のせっかくのおごり。
「ごめんなさい、食べられません」では通りません。
高級うな重を目の前に、私はエアコンが効いた店内で変な汗をかきはじめていました。
あぁ、どうしよう?
そして私は、
上司にセイロの中を見られないようご飯だけをかきこみ、うなぎだけを残して蓋を閉めたのでした。うん、タレご飯、美味しかったよ(泣)
そのあと、上司の予告通り、物凄い激務となり…。
精つけるどころか、死にそうになりましたとさ。
おしまい。
[7回]