2011年9月23日、24日と北アルプスの常念岳に行ってきました。
本当は17日、18日に行く予定でしたが、天候が悪そうだったので順延に。
でも、我慢した甲斐のある山行となりました。
今回も写真は、特記無いかぎりトイカメラです(画像悪し)
9月23日。
一の沢ヒエ平登山口〜常念乗越
一の沢コースの駐車場はすぐいっぱいになってしまうの事なので、自宅を夜中の1時過ぎに出発。
駐車場には5時前くらいに着きましたが、ほぼ満車。
でも滑り込みセーフで、なんとか停める事に成功しました。
準備をしていると、同じ山岳会のIさんに出会いました。
前日から登る予定だったのが天候不順のため今日になったとのこと。
歩くのが遅いとのことなので先に出発されました。
ヒエ平の登山指導所がある登山口からは、たくさんの登山客が出発して行きます。
バスでやってくる団体さんも多く見受けられました。
台風の影響か一ノ沢の水量は多いように思えました。
登山道も川と化している個所もありましたが、いつもこんな状態なのかな?
防水性の無い運動靴だと靴下までびしょびしょになりそうです。
途中までは天気が良かったのですが、しだいにガスが上がってきました。
しかも、寒い。
緩い冬型になっているせいで、思いのほか寒かったです。
なのに、私は半袖にアームカバー…。
ほとんどの人が長袖着用なのに、なんだか場違いのようでした(^^;
このルート一番の難所である胸突八丁や、最後の水場からの登りを終えると、テント場がある常念乗越(2460m)に到着します。
そして、常念乗越からは、槍・穂高の勇壮なパノラマが広がっているのです。
さぁ、見よ!
この雄大な景色を!白っ!orzこんなもんです。山ってね。
でも、このあとテントを設営してる間にガスが上がってきました。
すっきりとはいかないものの、なんとか槍・穂高方面が見えましたよ。
さて、まだ時間があるので、近くの横通岳にでも行きますか。
本当は行く気はさらさら無かったのですが、今行かないと行く事が無さそうな山だったので…。
というのも、横通岳は山頂に行く道はあるものの、メインは山腹を通る道。
横を通過する山なのです。
白馬三山でいうと杓子岳みたいな立ち位置のでしょうね。
登山道を歩いていると、何やら動くものを発見。
よ〜く見ると…
お猿さんだ!(映りが悪いですがデジカメ撮影)
標高2400mでニホンザルに会うとは思いもよりませんでした。
またこのお猿さん、低山にいる図太い猿に比べると体が一回り小さいので、とてもかわいい。
冬支度の真っ最中なので、いっぱい何やら食べていました。
横通岳2767mに到着です。
相変わらず槍・穂高方面は雲が渦巻いていました。
そして、下山途中にパラパラと当たるものが…。
雨?いや、雪?!
小雨がそのまま凍ったような粒が時折、パラパラと降ってきました。
この日の高山は秋どころか冬の様相でした。
うぅぅ、寒いなぁ。
今晩、寝られるかな?(;_;)
つづく
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