お盆休みを利用して、南アルプスの早川尾根に行ってきました。
主人が一度行ってみたいとのことだったし、人が少ないとのフレコミが実施の決め手でした。
さてさて、結果は…
ちなみに、例に漏れずトイデジで写真を撮ってます。
妙にキレイな画像のはデジカメ撮影ですのでご了承の程を。
2011年8月12日
自宅〜戸台 仙流荘〜北沢峠〜栗沢山〜早川尾根小屋
早起きして(と言っても1:30)、長野県伊那市長谷の戸台に向かいました。
仙流荘前のバス停から南アルプス林道のバスに乗り、北沢峠へ向かいます。
6時ころ、仙流荘前のバス停駐車場に予想より遅れて到着。
バス停にはたくさんの登山者が列をなしていました。
その時は何も考えていなかったのですが…
ふふ〜ん♪と準備を済ませ、バス停に行くと、誰もいません。もちろんバスも。
???あれ?
南アルプス林道のバスは、都合上、二時間に一便しかなく、バス停で待っているお客を数台に全員乗せると出発してしまいます。
次のバスまで二時間待たなくてはなりません。
これが南アルプスの流儀(と言うか、そうせざるを得ないみたい)
少し待ってれば後続バスが来るような北アルプスと同じ感覚でいてはいけませんね。
主人と私と、仲間においてけぼりにされたお兄さんと三人で、バス停で呆然と立ち尽くしましたとさ。
二時間後。後続のバスにて北沢峠へ9時に到着。
うわ、かなりボケてる(^_^;
計画が二時間遅れになりましたが、今日の目的地、早川尾根小屋に行かなければなりません。
北沢駒仙小屋付近から栗沢山への登山道に入ります。
樹林帯の中は日陰で、時折吹く風が心地よく爽やかで、あぁ高地に来たな…と言う感じ。
ちょっと急坂ですが、ご機嫌で登って行きます。
森林限界点に来ると視界が開け、甲斐駒ケ岳が見えてきます。
振り返ると仙丈ヶ岳や北岳も見えなかなかのロケーションになってきました。
しかし…、このころになると事態は一変します。
…うぅぅぅぅ、暑いよ、しんどいよ〜。
降り注ぐお盆の容赦ない日射攻撃と、2泊分のテント装備の重荷とで体力が急激に弱り始めます。
栗沢山に着く前に、早くもバテ気味となっていました。
さっ、先が思いやられる…。
栗沢山から早川尾根がスタートします。
道はラクチン♪な訳も無く、かなり健脚向き。
この行程の一番高峰のアサヨ峰(2799m)に着いた時には、このルートを選んだ事をちょっぴり後悔していました。
いや、ちょっぴりどころか…(ノД`)
アサヨ峰の山頂にあった道標が早川尾根小屋を指す向きがおかし過ぎ。
なんで斜め下やねん(笑)
でも、その通り。けっこうな下りでしたorz
ミヨシの頭に着く頃には足がつり始めました。
ヤバい。脱水症状が。
まだ歩かなきゃいけないのに…。
オマケでもらったアミノバイタルがあったので服用してみます。
疲労で胃の動きが悪かったのですが、そのうち効いてきて足がつるのはなくなりました。
めっめんぼくない(泣)
極限のヘロヘロ状態で18時前に早川尾根小屋のテント場に到着。
こんな時間にテント場に着いたのは初めてだし、こんなに疲労困憊になるのも初めてです。
受付を済ませ、テントを張って夕食を食べたら即陥落。
うぅぅ、もうダメ。
明日の鳳凰三山ピストンに備える事にしました。
つづく
[2回]
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