早川尾根のレポの続きです。
2011年8月13日
早川尾根小屋〜地蔵岳〜早川尾根小屋
朝2:30起床。
うちの起床は早い方ですが、このテント場の利用者は手練が多いのか、ほとんどの登山者が起きて支度をしていました。
テントは8張りくらいでしたが、そのほとんどが手早くテントを撤収して、風のように出立して行きました。
我々も4:30にテントを出発。
鳳凰三山を目指します。
しか〜し!いきなりトラブル発生。
ごめん。お財布と日焼け止め忘れた!
走って取りに帰りましたが、10分のタイムロスです。
赤薙沢のコルで休憩していると、北岳の山頂に雲が…。
甲府側からも雲が湧き立ってきます。
これは昼から天気が崩れるかもしれません。
昨日の体力も回復していないので、鳳凰三山を巡るのはヤメにして、その内の一つ「地蔵岳」にだけ行く事にしました。
三山巡りはまたの機会に青木鉱泉からでも行きましょう。
ちなみに、鳳凰三山とは地蔵岳、観音岳、薬師岳をまとめた総称で、日本百名山の一つです。
高嶺はちょっと岩登りっぽい登り下りがありました。
ロープが張られていないくらいなので大変さはありませんが、岩に慣れてない人は怖そうにしていました。
もちろん、前穂の方が断然怖いです(笑)
高嶺と赤抜沢の頭の間のコルから、急に岩質が変わり、鳳凰三山特有の白い花崗岩になります。
その岩肌にへばりつくように、ピンクのナデシコ科のタカネビランジが色を添えていました。
ホウオウシャジンという鳳凰三山にしか自生しない花も咲いていました。
なぜ花の写真が無いかって?
上手く撮れなかったからさ(ノД`)
今日の目的地、地蔵岳です。
特徴的な岩塔はオベリスクと呼ばれます。
オベリスクとは、仏塔と言う意味だったはず。
ですが、このオベリスクに登ることができます。
てっぺんにいるのは主人です。
私は怖いのでやめました。
登るのはいいけど降りるのが怖そう((((;゚Д゚)))))))
因みにロープが付いているらしいので、良かったらどうぞ!
肝試しが終わったら、元来た道をテント場まで戻りました。
3時くらいに戻ると、テント場はやたらと賑やかになっていました。
大学のワンゲル部が大勢できていたし、他にも登山者で狭いテント場はいっぱいになっていました。
しばらくすると雨が。
狙い通りの天候にしてやったりです(笑)
明日は広河原へ下山します。
つづく
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